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「ヤマザキマリの世界」展が東京造形大学附属美術館等(東京都八王子市)で開催されます

2022.10.27

「ヤマザキマリの世界」展が東京造形大学附属美術館等(東京都八王子市)で開催されます

漫画家?画家?著述家としてご活躍中のヤマザキマリ氏は、2023年4月開設の本学国際文化学部の特別招聘教員に就任されます。
14歳で初めて一人でヨーロッパを旅して以来、国境にとらわれない生き方を続け、さまざまな文明圏で暮らした経験と知識から、代表作『テルマエ?ロマエ』をはじめとする多数の魅力的な漫画が作られました。また、自由で独特の視点による多くのエッセイも執筆されています。さらに、イタリア?フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史?油絵を専攻し、画家としての活動も行っておられます。

このような多方面にわたる創作活動を一望する展覧会「ヤマザキマリの世界」が、2022年10月25日(火)~11月26日(土)まで、東京造形大学(東京都八王子市)の東京造形大学附属美術館およびZOKEIギャラリーにて開催されます(ZOKEIギャラリーでの展示は11月18日(金)まで)。
「漫画家」の活動からは、『テルマエ?ロマエ』手書き原稿から近著『リ?アルティジャーニ ルネサンス画家職人伝』原画まで、多数の作品を展示しています。
「著述家」の活動では、単著本はもちろん共著本から雑誌記事まで、著作を網羅して紹介しています。
「画家」の活動からは、初公開となる幼少期に描いた絵や10代後半での作品が展示されるほか、話題となった山下達郎の新譜「SOFTLY」ジャケット用に描かれた油彩肖像画をはじめとする貴重な最新油彩画を公開しています。

なお、この展覧会は、ヤマザキマリ氏が客員教授を務める東京造形大学の教授陣の指導のもと、すべて東京造形大学の在学生と卒業生有志によって企画?制作?運営されているとのことです。学生による“二次創作”やインスタレーションによって、「ヤマザキマリの世界」は、より楽しく親しみやすいものとなっていました。

ヤマザキマリ氏が本学国際文化学部の特別招聘教員としてご活躍されるのは2023年度からですが、直接その深い教養や多様な経験に触れる機会を得られる本学学生は、大いに刺激を受けることでしょう。

この展覧会を多くの方にご覧いただきたいと思い、紹介いたします。
展覧会の詳細は下記リンクをご覧ください。

国際文化学部について

2023年4月に新設される本学5つ目の新学部であり、キャッチフレーズは「世界を、時代を、自分を超える。」です。
海外留学を含む「脱教室?脱キャンパス型」の実践的なプログラムにより、「国際力」「実践力」「発信力」を重視した教育を行い、国境やジェンダー格差といった「境界」だけではなく、私たち自身の心の内にある「境界」(=「当たり前」だという思い込み)を越えていく「越境力」を育んでいきます。
特別招聘教員にはヤマザキマリ氏のほか、都築響一氏、マライ?メントライン氏をお招きしております。