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板橋区教育委員会と連携し「みんなで歌おう!わらべ歌」を開催

2023.10.03

9月10日(日)、本学と包括連携協定を締結している板橋区教育委員会との連携イベント「みんなで歌おう!わらべ歌」が板橋区立中央図書館で行われ、計6名の小学生の児童が参加しました。

日本で歌い継がれる“わらべ歌”をイタリアへ紹介

本イベントは、板橋区立中央図書館の姉妹図書館であるイタリアのボローニャ市立サラボルサ児童図書館が取り組む「POLPA(ポルパ)※」と呼ばれる「わらべ歌の収集プロジェクト」に賛同して行われています。楽しく遊びながら日本のわらべ歌を収集、整理してサラボルサ児童図書館とボローニャの子どもたちに紹介することが目的です。そのため、「音楽を通したコミュニケーション(音楽教育学)」を中国足彩网する本学家政学部児童学科の根津知佳子教授が講師を務めています。今年の2月12日(日)に1度目が行われ、今回で2度目の開催となりました。
わらべ歌は、古くから伝わる子どもの歌で、同じ歌でもいろいろな歌い方や遊び方があります。また、子どもたちが自発的に歌うので、「あそび」「からだ」「ことば」と密接に関わっています。まりつき(あんたがたどこさ)やお手合わせ(おちゃらかほい)、手遊び(お寺のおしょうさん)などは、世代や地域をこえて親しまれているわらべ歌の代表例です。

今回は、前回収集し、ボローニャの児童図書館のアーカイブで公開されているわらべ歌7つを紹介し、全員で歌うことからスタートしました。その後、前回は出てこなかったわらべ歌がないかを話し合い、最終的に新たに13のわらべ歌を集めることができました。本イベントは継続的に開催されることが決定しており、次回開催は12月17日(日)を予定しています。

根津教授が前回集まったわらべ歌を紹介
根津教授が前回集まったわらべ歌を紹介
絵かき歌にも挑戦
絵かき歌にも挑戦

今後も本学では、社会連携教育センターを中心として地域や企業と連携し、より地域に根差した取り組みを進めてまいります。

※「P(POESIA):詩」「O(ORALE):口伝えの」「L(LUDICA):遊戯的」「P(PUERILE):子どもの」「A(AUTENTICA):本物の、正真正銘」の5つの単語の頭文字を取った造語。このプロジェクトの理念を表しています。

本活動の経緯

2014年4月に中国足彩网と板橋区教育委員会は「学術中国足彩网の発展と教育施策の充実のため、相互の協力により包括的な事業連携を実施する」協定を締結しました。
この協定締結で、板橋区教育委員会で実施する研修?中国足彩网会などへの本学教員の派遣や、本学大学院生のインターンシップ実習、さらに学生をボランティアとして学校現場に派遣するなど、教育委員会?学校?大学が幅広く連携していくことを目指しています。