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【卒業生インタビュー】何ごとにも興味と挑戦を

2019.12.10

株式会社サンリオ 広報?IR 室 広報課
文学部日本文学科卒業 卒業
細尾まどかさん
学園ニュース VOL.268

【卒業生インタビュー】何ごとにも興味と挑戦を

株式会社サンリオ 広報?IR 室 広報課
文学部日本文学科卒業 卒業
細尾まどかさん
学園ニュース VOL.268

10 月下旬、文学部日本文学科を卒業された細尾まどかさんを取材させていただきました。お勤め先の株式会社サンリオは、オフィスに多くのキャラクターが描かれており、たくさんの「かわいい」が詰まっている場所でした。
今回のインタビューではさまざまなエピソードを通して、細尾さんの朗らかな雰囲気とともに芯の強さを感じました。

「読書」に熱中した4 年間

大学時代は「1年間で本を100冊読む」という目標を掲げ、通学時間などを活用し4 年間やり遂げました。ジャンルにこだわりはなかったので、目に留まった本を借りてはひたすら読んでいました。この経験を通して文章を読み書きする力を養い、今後の自分を支えてくれる言葉にも出会えました。
サンリオに興味を持ったのも、3 年生の時に社長が執筆した本(『これがサンリオの秘密です。』)を手に取ったのがきっかけです。そこでサンリオの事業内容を知り、さらに詳しく調べていく中で多くの面白さに気づき入社を希望するようになりました。
社会人になった現在も読書は心掛けています。リニューアルした大学の図書館にも何度か足を運んでいます。

仕事の上で、ていねいにメモを取ることを心がける細尾さんを支える、サンリオのキャラクターたち

新たな目標

サンリオはアパレルや航空会社、銀行や第一次産業まで多種多様な業界を一つの企業で取り組んでいるので、いろいろなことに興味がある私にとってぴったりな会社でした。
現在は企業広報を担当しており、主に報道陣への取材対応などを行っています。外部の方との仕事なので、正確にお伝えすること、話を聞き逃さないようにメモを取ること、そのうえでスピード性も意識しながら仕事に励んでいます。
お客さまの多様化に伴ってキャラクターも多様化している現在。キャラクターというメッセンジャーを通して、性別、年齢、国境関係なくたくさんの方にサンリオを知ってもらって好きになってもらえたらいいなと思っています。

写真左)多様なコラボレーションを受け入れる柔軟性もサンリオの魅力。 ? 1976, 2019 SANRIO CO,. LTD.
写真右)サンリオギフトゲート浅草店などインバウンドの需要も広がっている。? 1976, 2019 SANRIO CO,. LTD.

多くの経験が未来につながる

学生時代は学生記者、自主ゼミ、海外留学、アルバイトなどいろいろなことに挑戦し、たくさんのことを学びました。学生時代にやっていたことや学んだことは将来と一見かかわりがなさそうに見えることでも、意外とつながっていたりします。ぜひ学生の皆さんには、いろいろな経験をしてほしいと思います。

プロフィール
細尾 まどか ほそお まどか

2016(平成28)年3 月、文学部日本文学科卒業。学生時代は1 年次から学生記者を4 年間務め、「学園ニュース」250 号ではOG インタビューを担当。 同年4 月、株式会社サンリオに入社。広報?IR 室 広報課に配属、企業広報を担当し現在に至る。

インタビューを終えて

大学生時代は、私と同じように学生記者の活動をしていた細尾さん。インタビュー中に「学生記者は人生の先輩に出会う機会が多く、その中でさまざまな考え方を得ることができた」とおっしゃっていました。私も今回細尾さんからお話を聞いて、物事を継続することや幅広くたくさんのことに挑戦してみることの大切さについて学び、改めて自分を見つめなおすきっかけになりました。
残りの大学生生活も、人との出会いを大切に過ごしていきたいです。

●取材?文?学生記者
文学部 史学科3 年 栗原 朱音